Going・Going・Local2019振返り、2020事業実現プランについて

2019年は、関わっていただいた方に支えられ、ゴゴロも大きく成長することができました。
今年はついに2020年・オリンピックイヤー。日本全体が盛り上がり、大きく成長していく年となることでしょう。
そんな2020年の記事一本目として、ゴゴロの2020年の目標を書いていきたいと思います。まずは、2019年の振り返りから始めていきます。

2019年の振り返り

ゴゴロができたのは2019年4月。大きく分けて、2つの側面で活動を行ってきました。
1つ目は、3つの事業の立ち上げ。2つ目は、地域に関わる様々なイベントの開催です。
順を追って振り返って行きたいと思います。

2019年に立ち上げた3つの事業

①Going・Going・Local

3つの事業のまず1つ目はゴゴロ。
2019年4月に都心で働く人と、力のある人材を必要としている地域企業を繋ぐ 「複業×ローカル」支援サービスとして立ち上げました。2019年は実際に都心のワーカーさんにも稼働いただき、地方企業さんとの事業をマッチングしていきました。
ゴゴロについてはこちらの記事をご参照ください

②雇用創造事業(逆ゴゴロ)

ゴゴロを進める過程で、地方で働く人と都心の企業をつなぐ、いわゆる逆ゴゴロ・雇用創造をする事業が生まれました。
例えば2019年は、東京で成長するIT企業の軽作業を地方の障害者就労継続支援A型事業所へBPOとして発注し、作業をマイクロタスク化をして、地方で限られた働き方をしている人へ仕事を斡旋するなど、仕事がしたいけれどできないという人に対して、仕事をしてもらい新しい働き方で地域経済を盛り上げる事業を行いました。

③コワーキングスペースthe DOCKの運営

Panasonic社×三菱地所レジデンス×寺田倉庫の3社の新しい取り組みとして、品川の天王洲アイルに2019年6月にオープンしたthe DOCKの運営、管理、イベント開催などを実施しました。
地域の企業と東京の人をつなぐためにGoing・Going・Localでの仕事がリアルにマッチングできる場所を運営しています。(the DOCKについてはこちらの記事をご参照ください

多様なイベントの開催

2019年は多様なイベントを開催してきました。時系列で簡単にご紹介いたします。

4月

・渋谷区100人カイギ
街で働く100人を起点に人をつなげる「渋谷区100人カイギ」のVol.15に、当社代表の田中が登壇者として出演しました。
・ゴゴロとしての初イベント、はじまり商店街コラボ
はじまり商店街さんとのコラボイベント。これが記念すべきゴゴロ初イベントとなりました。

5月

・Mt.Fujiイノベーションサロン
「山梨で活躍する若者たち」をテーマに、山梨に軸足を置いて活動をする若者のビジネスの紹介とパネルディスカッションを行いました。
当社の辻がスピーカーとして登壇し、ゴゴロビジネスの紹介やディスカッションを行いました!

7月

・Opening Summit(the DOCK)
パークレックス 天王洲[the DOCK]のオープンを記念した”Opening Summite"を開催しました。ゴゴロは当社の田中がファシリテーターとして「地域としての新しい働き方・暮らし方」を考えるイベントを実施しました。

8月

・地域と繋がる座談会
はじまり商店街(YADOKARI子会社)のイベントにて、地域に関わるプレーヤーである湯浅さんと当社の辻が登壇しました。
イベントでは、新しい働き方で地域と関わることを望む方々に向けて、ゴゴロのお話をしながら、地域で複業することのリアルをお伝えしました。
・関係人口の見える化を考える座談会
パソナ東北創生さんとゴゴロで『関係人口の見える化』をテーマに座談会を開催しました。
the DOCKに地域と繋がる7名が集まり、それぞれが今動いていることやこれまでの経験から『関係人口』について語り合う、作戦会議のような会になりました。

10月

地域と繋がる交流会vol.2
すでに地域と繋がって活動している人、これから繋がっていきたい人などが集まり『複業×ローカル』をテーマに交流が行われました。
現在のゴゴロの取り組みをお伝えしながら、参加者同士で地域との繋がりや『複業×ローカル』の可能性、今あの地域が面白い・あそこに関わりたいなど、ざっくばらんにお話をしました。ヨダファームイベント
当社の辻がファシリテーターを務めヨダファームさんのイベント「太陽とトマトが育んだトマトを次世代へ」が実施されました。おいしいトマトを使った絶品料理をおともに、ヨダファームの功刀さんから農家の現状や今後の展望を伺いました。

11月

・地域と繋がる交流会vol.3
ゴゴロ主催の地域と繋がる交流会、記念すべき第三回目。
この回では、参加者のみなさま同士がゆっくり語れるような場になり、参加者のみなさま同士でもつながりが形成されていったのを見ることができた回でした。
・ヨダファーム・金長特殊製紙イベント
「地域を知り・地域を感じる「地方留学」 〜都会にいながら教育×農業×伝統文化に触れる夜〜」というタイトルで、「教育」「農業」「伝統」の先生をお招きし1日限定の「やまなしの学校」を開講いたしました。ただ勉強するだのではなく、自然に囲まれた環境で学校内に止まらず地域の方とコミュニケーションを取りながら、都会ではできない体験から学べる「地方留学」。イベントでは、山梨の教育・農業・伝統文化の切り口から体験をしました。
先生には、株式会社ライカーズアカデミアの塩島さん、ヨダファームの功刀さん、金長特殊製紙株式会社の一瀬さん をお招きし、当社の辻がファシリテーターを行いました。

12月

・得々三文会
得々三文会は「視野と繋がりを少し広げてから職場へ行こう!!」をコンセプトに、名前の通り朝の時間を有効活用していこうという会です。
この会にて「関係人口を増やす新しい働き方の可能性」をテーマに辻より東京の若者が抱く地域への想いを紹介しながら、2019年4月に開始した地場産業×助っ人マッチングサービスであるゴゴロについてお話を行いました。
・大忘年会
この1年間でゴゴロが今までお世話になった方々を中心にお招きして、これまでの感謝をお伝えするため、大忘年会を行いました。
会では、これまでお世話になった方々、ワーカーさんがご来場くださり、山梨の酒造さんからお取り寄せさせていただいたお酒や、ヨダファーム功刀さんのお野菜のお土産、山梨で料理をしているまほさんによる山梨の郷土料理がふるまわれ、この1年で出会った方々とのあたたかい繋がりのあふれる会となりました。

こうして2019年を振り返ってみると、この一年間でイベントで出会った方達が、どんどんゴゴロの仲間になってきてくれていることに気づきます。
ゴゴロはこの一年間で、皆様の応援に支えられ、少しずつ歩みを進めてくることができました。

2020年のゴゴロ 今後の方針について

それでは、いよいよ2020年のゴゴロの方針についてお伝えいたします。

ゴゴロ

ゴゴロの活動では、地場産業×製造業という特定の分野に着目していきます。
共通の課題に対して、集中的に人と情報と経験を集め、唯一無二のサービスとしてますます存在感を高めていきたいと思います。

複業スクール

「複業がしたい」と考えたときに、副業をしたいけど、今の自分のスキルで通用するか不安だったり、そもそもどんなスキルを活かすことができるのかがわからない、というような悩みを持っている方も多いのではないのでしょうか。
ゴゴロはその現状に着目し、複業したい人が複業へ踏み出す一歩が軽くなるよう、実績をつける場として複業スクールを実施していきます。

地方人材の育成

地方人材の育成にも力を入れていきます。
東京からポンプで人を送っても、地方にいい仕事が増えて、いい人材が増えないと、エンドレスになってしまいます。地方で人を育て、働く場を作る。
高度IT人材と仕事場を地方に作っていきます。

以上、3つの柱で進めていきます。

メディアでの発信

最後に、上記3つを軸とした発信を、新オープンする当メディアにて発信していきます。
これから様々な活動の様子や様々なジャンルで地域に関わりながら活躍している方々へのインタビューなど、精力的に行っていきます。

まとめ

2019年のGoing Going Localを振り返った時に、この一年間を漢字一文字に表すなら『縁』。まさに、この言葉に尽きると思います。
この2020年も、皆様とのご縁を大切にしながら、ゴゴロは走り抜けていきます。
2020年も、Going・Going・Localをどうぞよろしくお願いいたします!

中神 早紀

中神 早紀 (クリエイター)

国際教養大学を卒業。大学時代リトアニアに交換留学し多様な国出身の留学生と関わりを持ち、豊かな個性を持つ人々に出会う。帰国後、日本と海外の豊かな資源を持つ人同士がつながる世界の可能性を見出す。語学のほかにツールを手に入れたいと思いIT企業に入社。システムエンジニアとして勤務。趣味で始めたカメラで、カメラを通して世界を切り取ることの面白さに夢中になり、これが知らない世界を伝える手立てになると気がつく。2019年10月トレジャーフットの一員となり、豊かな資源を持つ人同士が繋がることによって生まれる創造の可能性を広げていきたいと思い、活動中。

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